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ふくふく日記

水まわりのプロ

10年から15年経つと、キッチンやトイレ、お風呂場など水まわりの設備が故障したり、調子が悪くなったりしてくるものです。 水漏れなどのトラブルは、部品交換をすることで解消できますが、交換した部品以外の部品が何年もつものなのかは使用頻度や環境などにもよるため誰にもわかりません。例えば、今回数万円で部品交換をしたからといって十数年もつかといえば、今度は別の部品が故障するかもしれません。 交換した後にまた別の部品を交換してきた業者さんは皆、「故障した時が本体の寿命と考え本体ごと交換するとまた安心して十数年使う事ができるのにね」と言っています。 昨今では「低料金」を謳っている修理サービス業者に対する苦情が消費生活センターに寄せられているようですので、どちらが結果的に得なのかご自身でご判断下さい。

2014.03.17 | 久保田 公明

逆柱

建築物を建てるときに用いる木製の柱が、樹木本来の生えていた方向とは上下逆にして立てる事を「逆柱(さかばしら)」と言います。 このような柱は、気の流れを乱し家相や運気に悪影響を与え、災いや不吉な出来事を引き起こすなど、たくさんの言い伝えがあります。 昔の人は、木の幹の部分を調べるために柱を水に浮かべて、どちらが重いか沈み方で判断したそうです。 自然に沿って木の性質を生かした住宅は、強度・耐久性を増す。自然を理解した人間の知恵、関心します。

2014.03.03 | 久保田 公明

年々、進化されていく生産品

照明は、点けたら消すが最も有効な節電行動ですが、通り過ぎるだけの廊下や階段、短時間しか使わない玄関、トイレ、洗面所でもつい点けっぱなしになりがち。 そこで、現在使用している器具はそのままに工事も要らない、センサー内蔵LED電球をご紹介します。 電球交換をするだけで、「人が居る、居ない」をセンサーが感知してスイッチに触れずに自動で点灯・消灯。部屋が明るい時は人を感知しても点灯しない仕様になっており、日中、ムダに明かりが点くということもありません。 面倒な工事の必要は無く、かつ器具の見た目も損なわないこの製品、気軽さと便利さの両方が一度に手に入る点で、非常に便利な製品だと思われます。 他にも、放電し続ける一般的な乾電池とは異なり20年未満の長期保存が可能な水電池がありました。この乾電池は、ジュースやコーヒー、唾液、し尿などでも電力の生成が可能な単三乾電池で、災害への備え・非常用として最適な製品になっております。 このように、生活していく上で必要不可欠な製品は年々、進化しておりますのでまずは現状把握をお勧めします。

2014.02.24 | 久保田 公明

カビの発生条件を考える

現在、主流のペアガラスは断熱性能が向上しているものの熱貫流率ゼロではない為、熱移動は必ず起きます。このため、冷たい外気がじかに接する窓ガラスに、室内の暖かく湿った空気が触れると窓ガラスに結露が発生します。 カビは、適度な温度と水分、酸素、そして埃やチリ、手垢、石鹸など栄養分のある環境で目に見える形に変わるのですが、水分を無くせば肌荒れがしたり風邪をひきやすくなったりしてしまいます。 大気中に含まれているカビ菌を全てなくすことは不可能ですが、カビ菌が好む栄養源をなくすことでカビの発生や増殖、抑制する事は可能となります。 カビは見た目の問題だけではなく、健康被害や木材腐朽、ダニ増殖の促進など住環境では有毒とされていますので、窓回りの埃やチリをこまめに清掃し、カビ菌に栄養を与えない環境を心掛けていきましょう。

2014.02.17 | 久保田 公明

空気の「質」にこだわる!!

空気は温度が高いほど多くの水蒸気を含むことができるので、温度の低い外気をそのまま暖めるだけで、湿度は下がってしまうもの。 灯油やガスによるストーブやファンヒーターの方が乾燥しないと感じるのは、灯油やガスは燃焼する際に水蒸気が発生するからです。 室内に燃焼ガスを排出するタイプ(開放型)の暖房器具は、乾燥を防ぐと言う点ではメリットがありますが、空気質という視点からすると、「二酸化炭素が上昇する=不快感・集中力の低下」や「過度な加湿=結露」の様なデメリットがあります。 従って、エアコンで暖房をするから乾燥するのではなく、方式に関係なく暖房すれば湿度は下がるものなのです。 「エアコンは電気代が高い!」というイメージがありますが、最近は性能が向上し、1のエネルギーで5~6倍の熱量を出せる高効率型のエアコンが増えていますし、「温風が不快!」「足元が暖まりにくい!」など、エアコン特有の不満も、かなり解消された新製品が登場していますので、一度、ご自宅の暖房機器を見直してみてはいかがでしょうか。

2014.02.03 | 久保田 公明

冬になると起きる雨漏り

今まで雨漏りをした事がなかったお宅で、冬になると雨漏りがするという話を聞きますが冬に起きる雨漏りを「すがもり(もれ)」と言います。 「すがもり」の「すが」とは、東北地方の方言で氷柱(つらら)を意味しており、日中溶けた雪水が軒先で凍り、雪水の流れをせき止め、トタン屋根の隙間に雪水が溜まり、夜間にそれが凍って膨張する事により隙間を広げます。この繰り返しで、隙間が大きくなりついには雪水が部屋に漏れ落ちてくる現象だと言われております。 「すがもり」=「施工ミス」ではなく、ただ単に屋根の上で雪解け水を止めた事で起きた事象だとご理解下さい。 寒冷地で「すがもり」を起こさない屋根にするには、雪解け水をせき止める雨樋や雪止めを設置しない事になるのですが、雪止めを設置したからには落とせない理由がある事と思われますので、設置したからには「すがもり」が起きる可能性がある事を認識して下さい。

2014.01.27 | 久保田 公明

イニシャルコスト派?ランニングコスト派?

2001年登場以来、急速に普及し外気温-25℃まで運転可能なエコキュートが現在、主流になりつつあります。 「ファースの家」は、平成元年から始まりましたので電気温水器をお使いになられて今年で26年目というお宅もあることと思われますが、製品の機能を維持するために必要な部品保有の保証をメーカーによって様々な期間で定められています。 この保有期間を過ぎた場合、機器が万が一故障しても部品交換が出来ずに本体ごと取り替えるしか手はありません。 電気温水器は、電気の力(ヒーター)でお湯を沸かし貯水タンクにお湯を貯めておく方法を採用していますが、エコキュートはヒートポンプユニット(室外機)を使って外の熱を圧縮することで熱を作り出しこの熱でお湯を作ります。 初期費用は、電気温水器のほうが安く済みますがエコキュートの給湯代(電気代)は電気温水器の1/3と言われています。 エアコン同様、外に室外機を設置するため騒音や寿命の問題も出てきますが、時代はエコです。 急に水しか出てこなくなったり配管から水が噴き出たりといった症状は前触れもなく突然やってきますので、電気温水器が故障する前にコスト面の比較検討しておく事をお薦めします。

2014.01.20 | 久保田 公明

進化する家電製品

炊飯器は、蒸気が発生する為上部を開放しなくてはなりませんので、必然的に設置する場所は決まってきます。 先日、時間があったので電気屋さんへ行って進化した家電製品はないか見ていたら、「蒸気レスIH 備長炭 炭炊釜」の貼り紙が・・・ 蒸気が出て当たり前の炊飯器になぜ?と興味が湧き、店員に話を聞いてみました。 炊飯時に発生した蒸気は、内蔵カートリッジを通って水が入ったタンクへ水として戻す構造になっており、しかも米のうまみ成分は蒸らし時にごはんに戻し、蒸気が出ない分安全で置き場所を自由に選ぶ事が出来るとの事で即、購入。 特に、立ち上る蒸気や置き場所に困っていた訳ではないのですが、四角い真っ赤な炊飯器を衝動買いしてしまいました。

2013.12.16 | 久保田 公明

複層ガラスの内部結露現象!?

「複層ガラスのガラスとガラスの間に水滴がついて取れない」といった話をよく聞きますが、これは複層ガラスの内部結露と言われる現象です。 複層ガラスは、2枚のガラスで乾燥剤を挟み込み、中空層には乾燥空気若しくは熱の伝わりにくい不活性ガスを封入し、周囲を封着剤(シール剤)で完全に密封した製品です。 発生原因を特定することは難しいのですが、経年によって封着材が劣化などで湿った空気の進入を許し、中空層が湿度の高い状態(飽和状態)になり、水滴として現れたものだと推定されております。 内部結露が発生すると、断熱性能が低下するばかりか透視性も損ないますから内部結露の発生が複層ガラスの寿命となります。 この内部結露に関して、メーカーで10年間の保証をしていますので異変に気づいたらご連絡下さい。

2013.12.09 | 久保田 公明

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