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ふくふく日記

2021.12.21

相対湿度と絶対湿度

家の中での乾燥が気になる季節になってきました。

温湿度計はアナログな針で表示するものやデジタル表示のもの、安価なものや高額なものなど様々あります。

弊社ではできる限り正確な温湿度を確認するため、数ある温湿度計の中からより誤差が少ない温湿度計を選び、設置いただくようお願いしています。

先日、我が家「ファースの家」の温湿度計を確認したところ、温度が24.2℃・湿度が40%でした。

ここでの40%とは相対湿度と言い、24.2℃の空気中に含む事の出来る水分量が40%の状態ということです。

一般的には相対湿度の%で乾燥・快適・不快などの目安にしていますが、相対湿度は温度の変化によって、空気中に含む最大水分量も変わるので、%も増減します。

しかし、加湿器や除湿器を使っていない環境の中で、温度や相対湿度が変わっても、変化しないのが絶対湿度です。

絶対湿度とは空気中に含んでいる水分の重さで、その量は空気1kg中のkgもしくはg単位で表示します。

この絶対湿度は、空気線図などを用いて算出することができますが、最近ではスマホ用のアプリ(私は『空気の計算機』というアプリを利用)で簡単に算出することができます。

ちなみに温度24.2℃・湿度40%時の絶対湿度は空気1kg中、約7.5gとなります。(分かり易いのでkgからgに変換)

色々な資料を見ると、絶対湿度の目安は空気1kg中7g以上あるとインフルエンザの感染防止や喉の粘膜を乾燥させないと言われており、理想は8g~10gという事です。

したがって、我が家の絶対湿度は問題ない状態ですが、理想の範囲にするには相対湿度が42.5%になると絶対湿度が8gとなり、より快適な環境になります。

あと少しの水分補給ですので、お風呂やシャワー後は換気せずに湿気を室内に放出するなど工夫したいと思います!

柳田 貴志

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