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アフターメンテナンス情報公開

[2014.06.23]

複層ガラスの内部結露

症状

2枚の板ガラスで乾燥剤を挟み込み、内部に乾燥空気やガス等を封入した複層ガラスの中空層内に結露した結露水が溜まる。

内部結露

原因

風圧等により硝子押さえから押縁内に雨水が浸入する事により、1次・2次シール材の劣化が促進され中空層内に透過。透過した水分が乾燥材の吸収限界量を超えて飽和水蒸気量に達すると、結露となって複層ガラス内面に付着する。これが、複層ガラスの内部結露の仕組みと言われております。

デュアルシール構造の断面略図

サッシ框には水抜き孔が施されており適切な排水性は確保されていた事から、経年によってシール材が劣化しそこから中空層内に湿気が入り込んだものと推測。

対策

複層ガラス製品は内部結露の発生に対して10年保証がありましたが、発覚時保証は切れており、この状態ですと断熱性能が低下するばかりか透視性も損ないますので複層ガラスの交換をお薦めしました。

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