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アフターメンテナンス情報公開

[2016.09.27]

硝子が割れた!?

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症状

築25年になるお宅のご主人より、ペアガラス室内側のガラスにヒビが入ったと連絡を戴く。状況を確認するも当時、在宅者はおらず物をぶつけた覚えもないとの事。朝、家族が外出するときは割れていなく夕方、帰宅後に発覚した。

原因

ヒビが入ったガラスはリビングの窓でこの面に施工された窓全てに、日射し対策でクッションが立てかけられておりました。この事から、今回の原因は「熱割れ」と判断致しました。

窓ガラスには必ず、サッシ枠に埋め込まれた部分が存在しています。見えている部分のガラスは日射しを受ける事であたためられ膨張しますが、埋め込まれた部分はサッシ枠の影になっておりあまり温度の変化はありません。この時、日射しを受け膨張した部分にガラスの許容強度を超える引張応力が発生するとガラスに割れが起こります。この現象が「熱割れ」と言われております。

また、日射しを受けるガラス面にカーテンや今回のようにクッション等が接していると、ガラスの日射吸収率が高まりサッシ枠に埋め込まれた部分との温度差が大きくなり、熱割れが発生する可能性が高くなります。

対策

日射しを遮る為、カーテンやブラインドを利用している方が多いと思われますが、これではカーテンに熱が吸収しカーテン自体が熱源となってしまいます。日射しを遮るには、室内側ではなく室外側で対処するのが断然、効果的ですのでこのお客様には簾(すだれ)の設置をお勧めしました。

部屋の温度を上げないという事は、エアコンの効きも良く経済的ですので皆様も是非、ご検討下さい。

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