フクチホームフクチホーム
0138-73-6314

HOME > アフターメンテナンス情報公開 > 軒天の腐れ

アフターメンテナンス情報公開

[2015.11.11]

軒天の腐れ

「軒天が腐れてきているので原因を調査して欲しい」との連絡が入りました。

P1000428

症状

軒天の場合、軒先などから滴り落ちる雨水が原因で軒天表面を腐食させるケースが多く見受けられますが、ここは一部の軒天のみに腐食を確認。

原因

雨水が屋根裏に入り込むと思われるトタン板のハゼ(繫ぎ目)の開きは一切確認されなかったが、前日に降った雨水が屋根面中央に溜まっておりました。

この事から天井裏は、トタン板が受けている太陽熱や室内からの熱で暖かい状態を維持してしていると思われますが、雨水が溜まっている箇所の屋根面は温度が低く、この温度の低いトタン板の裏側が天井裏の熱で暖められそこで結露し、一部の軒天を浸食させたと推測されます。

P1000438

対策

現在、腐食が確認された一部の軒天を交換しましたが、改善には至っておりません。

築23年の本物件に限らず、木造住宅は年数が経つにつれ構造材である柱や間柱などの性質上、ねじれや反り、乾燥する事で痩せてしまうものです。これらを考慮し、屋根を支える束の調整を検討戴いております。

top