[2014.11.13]
雪融け時期に雨漏り!?
症状
雨漏りすると連絡が入り現状を確認すると、屋根の軒先からせり出た雪庇(雪の塊)が壁となり、融けた雪水が流れ落ちるのを妨げていました。
原因
隣地の問題から、屋根に雪止めや雨樋を設置してあるお宅に良く起きる現象で、軒先に出来た雪の塊が壁となり屋根上に水たまりが出来ます。夜間は水たまりが凍りつき膨張する事で、トタン屋根のハゼ(屋根材の繫ぎ部分)はゆるみここから雪解け水が軒天や室内に侵入します。
また、雪止めや雨樋が設置されていなくても、定期的にペンキが塗られていない屋根では雪がスムーズに落ちない為に、このような現象が起きる事が予想されます。
対策
雪解けを待ってから、ゆるんだと思われるハゼをコーキングし、ペンキの塗り替えをお勧めしました。